【チェーン編その1】自分に合ったチェーンオイルの選び方
昨今ロードバイクの進化は目まぐるしく進んでおりますね。
フレームやホイールはいかに空気抵抗を減らして乗り心地を良くするか、また乗り手も速くなるためにできるだけ抵抗を減らそうとしています。
そしてケミカル系も進化しています。某マックオフからは50mlで1万というチェーンオイルも出ています(笑)
そこで今回は走り方や使い方にあったチェーンオイルの選び方をご紹介していきます。
通勤・通学など雨天走行の場合
注油のスパン(期間)はできるだけ長くしたいところです
それに雨天走行する場合がたびたびあるのが通勤・通学
雨や砂に強くチェーンに張り付くようなオイルが必要になってきます。
いわゆるウェットタイプです。
ウェットタイプは粘性が非常に高く、雨水に流されることなく潤滑を維持します。
しかしデメリットがひとつあります。
汚れやすい
ネバネバしているため砂や塵がこびりつき、チェーンが黒くなりやすいです。
その汚れがフレームやホイールに飛び散ることもしばしば…
定期的にウエスなどで拭いてあげましょう
サイクリング・トレーニング
普段使いから週末のトレーニング・ロングライドには快適性重視ということでドライタイプを選択しましょう
粘性が低くサラサラしているためチェーンの抵抗が少ないです。
その分、水に流されやすく油分が無くなりやすいです。
砂や塵が付きにくいのでメンテナンスがしやすいのも特徴
(Macoffのセラミックオイル)
ロングライドの場合1度でオイルが無くなることもあるのでセミドライタイプのオイルを使うかウェットとドライを調合して使用する事をおすすめします。
レース・決戦用
レースやヒルクライムのタイムアタックなどここぞという時に使用するチェーンオイルです。先程紹介したドライタイプですが、更に抵抗を少なくするために開発されたものがあります。
粘性が低すぎてもはや水レベル
(GOKISOの固体潤滑ルブ)
また固体潤滑といってチェーンの隙間に小さな粒が入り込みベアリングのように動くオイルもあります。
まとめ
- 雨天走行しないならウェットは必要なし
- ウェットは汚れやすい
- 迷ったらとりあえずドライを選ぶ
- ドライはオイル切れに注意
- 決戦用は試してみる価値あり
(みんな大好きブーストオイル)
色んなチェーンオイルを使って思ったことは適材適所をしっかりと守る事の大切さですね。
自分の走るタイミングや距離、ライドタイプに合わせたチェーンオイルを使いましょう。
またチェーン編その2ではチェーン洗浄のHowToをしますので乞うご期待!!!