「再レビュー」中華カーボンホイールを1年以上使ってみて
かれこれ中華カーボンホイールを買って1年と半年ぐらい過ぎました。今回はその中で分かったことや買った時に書けなかったレビューをしようと思いまース
目次(押してみな、飛ぶぞ)↓
おさらい
このホイールはAmazonで39,000円(送料3,500)で購入できるオーダータイプのホイールです。
あの有名なg3組のホイール作ってるところです。さすがに怖かったので普通のホイールを買いました。
仕様は3Kマットの50mmハイトクリンチャー。 素材は東レ700、リム面にはバサルト加工がしてあります。
ハブはNOVATEC A271SB 。スポークはPillar PSR Aero。総重量は約1600gと重め。
予備スポークとコルクブレーキシューとクイックリリースが付いてきます。
この手の中華カーボンホイールはリムハイトや仕上げ、ハブの種類を選べます。さらにアリエクスプレスなら細かくオーダーできます。
※イメージ
1年以上使ってみて
正直あんまり期待していなかったんですけど結構良かったです。
純正のホイールが良いホイールだったので性能の向上はあまり感じられませんでしたが、巡航の軽さとスタートダッシュの軽快さはかなり感じられました。
実際上りのタイムも1.2分ほど速くなりました。
でも中華って壊れやすそう
これは僕も思っていて使い始めはブレーキもかけすぎないようにしたり、ダンシング等で力を入れすぎないようにしていたんですが 最近はもう気にしていないですね。それどころか雑になってきています。
かなり長い下りでも熱で破断することも無く、段差でクラックが入ることも無くピンピンしています。
むしろ中華だから適当に扱えます。
高級なホイールだと少しぶつけただけでヒヤヒヤしますが、中華だと強めにぶつけても
「中華だしいいか…」
ってな感じで精神的ダメージがないです。
もうガシガシ使っていますよ。
それに最近はしっかり衝撃テストを行っているメーカーもあるそうです。
ハズレ品もかなり少なくなっていると思われます。
メリット
- 安い
- 好みのホイールを作れる
- 練習からレースまで幅広く使える
- 遠慮なく使える
自分好みのホイールを安く手に入れられるのが最大のメリットですかね。あとはオールラウンドで使えるので使い勝手がいいと思いました。
デメリット
- そこそこの性能まで
- 高級感は無い
- 重いものがほとんど
やはり10万を超えるホイールの性能よりは限界値が低いと思われます。そしてやはり使っている素材が安いので高級感はないです。Fulcrum SPEED 55を見せていただいたときにその差を実感しました。
最後に
やっぱり中華最高!って言いたいところですがやはりイマイチと言えば…イマイチかな。
でも5万以下でこのレベルはすごいと思います。ホイールとしての完成度はすごく高いです。
中華カーボンホイール・向いている人
- 軽量化を重視しない
- 練習輪と決戦輪を同じにしたい
- パーツにこだわりを持たない
この3つが当てはまる人は中華カーボンホイールで十分満足出来ると思います。
正直僕はこれでかなり満足しています。
練習やロングライド、レースなど幅広く使えて見た目もかっこよくなるので評価は高めです。
というかホイールにウン十万かけるって冷静に考えてヤバくないすか。学生の僕には無理です