ルック車はどうなんですかって話。購入する時の注意・変えるべきパーツ
最近ロードバイクに限らず増えましたよねー自転車に乗る方。通勤通学のためだったり新しい趣味として始めたりと。
ショップで買う方も沢山いると思うのですが、やはり目に入ってくるのがAmazonなどで購入したと思われるルック車ですね。
ブランド品のクロスバイクも安くて7、8万が最低ラインになるので、「自転車にそんなにお金を出せない!」という方々が手を出すイメージがありますが…
今回はそんなルック車のダメな所、良い所を解明しつつ変えた方がいいパーツや組み付ける時に、注意しなければいけない所を書いていきます。
ここがダメなルック車
・安い素材を使っている
フレームはもちろんホイール・コンポ・ハンドル等はスチールを使っているものがほとんどです。アルミはほぼないんじゃ無いかな…?
スチールは重くて柔らかい素材です。フレームだけならまだしも色んな所にスチールを使うと、とても重くなってしまいます。ロードバイクの見た目をしていても15kgあったりなんてことも…
・至る所が錆びる
さっきの安い素材を使っているに繋がるんですけど、スチールはかなり錆びやすいですね。フレームは見た目は大丈夫でも内側が赤錆だらけだったり、チェーンやハンドルも気が付けばサビサビになってしまいます。
これらのパーツの交換費も案外馬鹿にならないですよ。
・組み付けは自分でやる必要がある
ルック車の殆どは7分組と言ってフロントホイール・ハンドル・ペダルが外れた状態で箱に入っています。
そしてチンケな工具も入っていますので自分ですぐ組み付けられるのですが、自転車の知識が無い方が組み付けると大変な状態になってしまいます。
よく見るのはステムが自分の方向に向いていたり、フォークが逆を向いていたり。
じゃあショップで組んで貰えばええやんと思うかも知れませんが、殆どのショップはやってくれません。パーツの破損が起きても責任が取れかねないからです。まぁトラブルは起こしたくないからですね。
案外良いなと思った点
・しっかり組みつければ普通に乗れる
自転車の知識が有り、組み付けることに慣れている方が各部をしっかりグリスアップして増し締めしてやれば、普通に乗れます。僕も何回かルック車を組みましたが「これでいいやん」と思ったんですよ。
まぁ競技やサイクリングには使いたくないけど。通勤通学程度ならいいんじゃないって感じ。
・カスタムを楽しめる
変えるべきパーツが沢山あるので結構楽しめますね。変化がわかり易いですし、良くなりやすいので面白いですよ。
Twitterでもよく見かけますよね。ホイールやコンポを載せ替えているルック車。
カスタムしまくりたいのであればおすすめです。
・安い
ルック車をカスタムしよう
さて、ここからはルック車をいい感じにカスタムする方法を書いていく。
できるだけお金をかけずにしたいですね。
タイヤ
コスパ最強のカスタムパーツです。純正で着いているタイヤはとにかく重たいです。おまけに耐久性も信じられないくらい低くて、すぐひび割れを起こしてしまいます。
そこで僕の一推しタイヤ「コンチネンタル ウルトラスポーツ3」に変えましょう。前後6000円とゆう価格にしてgと軽量です。乗り心地も大変良くなるのでおすすめです。
グリップ・バーテープ
クロスバイクのルック車のグリップは剣山みたいなやつが付いてきます。これめっちゃ痛いので交換することをおすすめします。
街乗りはフラットなグリップがいいです。これにするだけでけっこー楽になります。
バーテープもくそ安いEVA素材のものが付いてくるので2000円~3000円のものに変えましょう。
チェーン
純正のチェーンはとても錆びるのですぐに交換することをおすすめします。
フロントシングル化
最初からフロントシングルの物も沢山ありますが、多段式のルック車の場合3段変速+一体型というとてつもなく重い仕様になっている事がほとんどです。
フロントシングル化によって軽量化+チェーン落ち防止+メンテが楽という感じでメリットがいっぱいあります。
余裕があればホイール交換
ホイール交換となるとそれなりにお金がかかりますが…でも効果は絶大です。
なんせ純正のホイールは重い、柔らかい、回らない、となかなかの性能の悪さです。
3万円~6万円のホイールに交換すると約700gくらいの軽量化に成功します。おまけにハブもよく回るしカッチリしているのでよく進みます。
自転車本体の価格以上つぎ込む覚悟があるならホイール交換はした方がいいです。